待ちに待ってたお目当てが登場したら。
それはもう、素直に楽しみましょう。
・・・って終わっちゃいますね。
場所取り
他の出演者がいるLiveの場合、「転換」という時間があります。
10~15分程のこの時間。
先に出演したアーティストの楽器を片付けて、
次に出演するアーティストの楽器のセッティングを行います。
このとき、最前列に陣取っていたお客さんが下がり、
次の出演者目当てで来たお客さんが前の方に行く、というのがよくある光景です。
いい場所を取りたいのはみんな一緒です。
ゴリゴリ押してくる人もいますが、最低限のマナーを守ったほうが楽しいと思います。
で、いい場所とは?
いい場所とは
言葉では伝えづらいので絵を描いてみました。
ライブハウスの音は内音(うちおと)と外音(そとおと)に分けられます。
絵でいうと、青矢印が内音、オレンジ矢印が外音です。
- 内音・・・ステージ上で鳴っている音。ドラムの音、ギターやベースアンプの音等がそれに当たります。
- 外音・・・PAスピーカーからの音。内音をマイクで拾い、音響担当さんによるバランス調整をされた音が出力されています。
つまり、内音はバランス調整前なのでギターアンプの前に立ったお客さんにはギターの音が、ベースアンプの前に立ったお客さんにはベースの音が大きく聞こえるのが普通です。
対して、外音は各パートのバランスが取られた後の音なので音楽的に聴きやすい音と言えます。
対して、外音は各パートのバランスが取られた後の音なので音楽的に聴きやすい音と言えます。
“いい音”の定義は人それぞれだと思いますが、一般的に言われる“各パートの音のバランスが取れている状態” の
音を聴きたいのであれば外音がよく聴こえる“赤頭の人が立ってる場所”をおススメします。
目安は、右のPAスピーカー、左のPAスピーカー、そして自分の立つ位置で正三角形を作れる場所です。
だがしかし!!
上記の“いい音”が“いい雰囲気”とは限りません。
やはり、せっかくのLiveですから生の雰囲気を味わうのがよろしいかと。
となると、立ち位置は黄頭の人の場所になります。
いわゆる「サイゼン(最前列)」ってやつです。
ライブハウスに来た意味のある“いい雰囲気”を味わえると思いますよ。
いい音≒楽しい
いい雰囲気=楽しい