
いいLiveにするためには、いろんな準備が必要です。
作詞・作曲、練習はもちろん、MCや演出の仕込みも人によっては凝りますし。
でもどれだけ準備しても、本番前にトラブルがあったりすると動揺してしまったり・・・
七つ道具
いいLiveというのは演奏に限りません。
Live前にメンバーと話せて喜ぶお客さんもいれば、Live後に興奮して話しかけて来てくれるお客さんもいます。
本番だけではなくLive当日すべてをひっくるめて、いいLiveか悪いLiveか決まります。
(あくまで僕の考え方ですが。)
そこで、Live前もLive本番もLive後もお客さんに楽しんでもらえるために、Live当日は必ず持っていくものがあります。
まあ、Liveだけじゃなくリハにも持っていくんですがね。
- 爪切り・爪やすり
- ニッパー
- 予備電池
- LEDライト
- タオルや着替え
- 液体絆創膏
- 筆記用具
爪切り・爪やすり
爪を切るのはもちろん、ちょっとしたささくれが出来たときとか便利。
ライブハウスじゃなくて家でやれよ、っていう話なんですがね。
そもそも、爪の手入れは爪切りじゃなくて爪やすりですることをオススメします。
爪は層が重なって出来ているので、爪を切ると割れやすくなったり、二枚爪になったりするんだそうです。
なので、爪やすりで丁寧に削るのが正しいケア方法。
ネイルをやってる女の子に聞くと詳しく教えてくれるのでは。
ニッパー
ニッパーに限らず、ドライバーとか六角レンチなどの工具ですね。
弦交換やちょっとしたメンテナンスに使います。
『メンテナンスは家でやるよ~』という方。
もちろん僕もそうなんですが、Liveって何があるかわからないですからね。
予期せぬトラブルに出会うこともしばしば。
やはりメンテナンス用具は準備しておいた方がいいですね。
予備電池
エフェクターやアクティブ回路搭載のGtやBaによく使われる角電池(かくでんち・9V電池のこと)や、ワイヤレスに使う単三や単四電池は予備を持っておくべきですね。
特にワイヤレスのトランスミッター(送信機)に使う電池は大切です。
『トランスミッターの電池はたっぷり充電したエネループだから大丈夫』と思っていても、うっかり電源をONにしたままで楽屋に置いておいたら本番は使えませんからね。
それと、ほとんどの人はアルカリ電池を使ってると思うんです。
アルカリ電池はマンガン電池と違って電圧を維持しますから、エフェクターとかに向いているのは確かです。
でも、アルカリ電池は急に電池切れするので予備を持っていた方が安心です。
LEDライト
懐中電灯でもいいんですけど、サイズ的に小さいLEDライトの方が重宝します。
100円ショップで売ってるもので十分なんですが、注意点が1つだけ。
ON/OFFのスイッチが付いているものをオススメします。
スイッチを押している間だけ点灯するタイプのもあるんですが、あれはちょっと使い勝手が悪いです。
そもそもLEDライトを何に使うのかというと、転換時のセッティングが主な目的です。
転換は暗い中ですることも多いので、コンセントの差込口などの細かい部分が見づらくなるんです。
そこでLEDライトで照らしながらセッティングをするんですが“片手にライト・もう片手でセッティング”となるとなかなか面倒なので、LEDライトを口にくわえて両手を使うんです。
押している間だけ点灯するタイプだと、この方法は無理ですからね。
タオルや着替え
ステージ上の照明の暑さを甘くみてはいけません。
汗だくになるのが普通なので、タオルが大活躍するのは言わずもがな。
液体絆創膏
慣れないうちは、普段と違う力の入れ方をしてしまって出来た血豆が潰れた・・・なんていうことはよくあります。
しかし、普通の絆創膏だと場合によっては演奏に支障が出ます。
とはいえ、放っておいたら流血したまま。。。
そんなときは液体絆創膏がおススメ。
セメダインのように筆で傷口に塗ると、乾燥して出来た薄い膜が保護してくれます。
あくまで膜なので摩擦を加えると剥がれますが、普通の絆創膏より演奏に支障が出ないのは大きなメリット。
筆記用具
連絡先はケータイの赤外通信や、スマホだとアプリを使ってさくっと交換出来たりしますが、やはりボールペン1本持っておくと何かと役立ちます。
リハの場合は蛍光マーカーペンも持っていって、コード進行表にいろいろ書き込む、なんて使い方も。
人それぞれ
まあ、楽器によっても、人によっても七つ道具なんてものは変わります。
重要なのは突然のトラブルに動揺してミスを連発・・・なんてことを防ぐこと。
準備をしておくだけでも安心したりしますから。
備えあれば憂いなし