ライブに出演すると、出演者には“パス”というものが配られることが多いです。
ライブハウスのスタッフさん全員と顔なじみであれば配られないこともありますが、ほとんどの場合は配られます。
そもそもパスとは何かというと。
出演者です!
パスが配られるのは出演者とその関係者です。
そのパスはシールになっていて『見えるところに貼ってください』とライブハウスのスタッフさんに言われるのが普通です。
つまり、スタッフさんが出演者か否かを見分けるのに使われるんですね。
なぜかと言うと。
ライブハウスにもよるんですが、入口が1つだけでお客さんも出演者(関係者)も同じところを通らないとライブハウスに入れない場合があるんです。
このときにスタッフさんは困るんですね。
入口を通った出演者をお客さんと間違えるのも失礼だし、「出演者さん・・・ですよね?」と確認するのもちょっとおかしな話だし。
こういうときにパスを貼っておけばスタッフさんが助かるんですね。
それと、防犯という意味もあります。
腹立つことにいるんですよ、楽屋泥棒ってのが。
パスを貼ってない人が楽屋付近をウロチョロしてると「あ、こいつアヤシイ!」となって少しばかりは防犯の足しになるわけで。
逆を言うと、出演者なのにパスを貼らずに楽屋をウロウロしてると周りからみると「なに?コイツ?」となるので、パスは貼りましょう(笑)
‡ポイント‡
パスは出演者、その関係者を示すもの
防犯の意味もあるので貼るべし