
Bassistとしてではなく、DemoやプリプロをRecするエンジニア的存在としてRec作業に参加することがありまして。
そういうときに使っています。
PCでRecするときにはPC上でいろんな作業が出来るので不要と言えば不要ですが、MTRでRecするときにはこういうのが無いと不便なので。
Recは忙しい
エンジニア的存在としてRec作業に参加するときは、とにかく演奏者が気分(テンション)を保てるように心がけます。
こっち側のミスで演奏者に迷惑かけて、そのせいで演奏の質が下がったりしたら申し訳ない。。。
そのためにも無駄な時間は省いて、演奏に使える時間を増やすのも仕事のうちかと。
マイクの配線やら入力ゲインの設定やらいろいろやることがあって、Recはけっこう忙しいですから。
そこで“レコーディングシート”の登場です。
レコーディングシートはRec作業をスムーズに進めるために使います。
どのTrackにどの楽器がRecされているのか。
OKテイクはどれか。
また、Rec後のMix時に使う情報なんかをメモしたりします。
レコーディングシートと呼んでいますが、MixにもMasteringにも使えます。
説明
使い方は人それぞれですし、好きなように使ってもらえればいいんですが一応、多少の説明を。
ページ1
基本情報を書き込みます。
どの曲のための情報かがわかるように、“Artist”と“Title”くらいは必ず書き込んだ方がいいかと。
“場所”や“日時”なんかもあとあと使えると思います。
バンドの場合、思い出トークのネタにもなるでしょうし(笑)
“Export File Name”はRecした音源をWavファイルなどの音楽ファイルに書き出したときに使います。
2曲以上Recして、その音源をファイルとして渡すときに名前がわからなくなると非常に不便ですからね。
ページ2
“Tr”がトラック、“Inst”が楽器、“Take”はテイク1・テイク2の意味、“Part”はAメロのみ・BメロのみRecしたときなんかに使います。
大部分を占めているのは上にある“Time”を目安に「この辺りにRecした」というメモに使います。
たとえば「GtのAメロ部分はあとからディレイかけて」なんていうのをメモするわけです。
文章で書くより、視覚的に捉えた方が何かと便利ですから。
ページ3
これはページ2で足りなかったとき用です。
または、Roland-VSシリーズのようにVトラックがあるようなMTRにも使えるかと。
ダウンロード
ダウンロードは以下からどうぞ。
左クリックでダウンロードできます。
Recをスムーズにするために、こういうのを準備しておくと便利です。