ライブを演りきった！
チョー気持ちよかった！
お客さんも盛り上がってた・・・と思うんだけど、実際のところはお客さんに聞いてみないとわからないですよね。
そんなときに役立つのがアンケートです。
正直な意見が欲しいけど・・・
今日のライブはどうでしたか？
「今日のライブはどうでしたか？」とか「何曲目が気に入りましたか？」とか聞いてみたいことはいくつもあると思いますが、質問の仕方はちょっとばかし考えないとぼやけた答えしかもらえないこともあります。
たとえ耳が痛くなるような意見だとしても正直なところが聞きたいんですが、これがなかなか難しい。。。
「Q.今日のライブはどうでしたか？」
「A.カッコよかったです！」
と書いてるものの、ライブスケジュール連絡用にもらいたい連絡先(メールアドレス)の欄は未記入・・・なんてことはよくある話。
個人的な経験則ですが、自由に答えられる設問だとよっぽどカッコいいorカッコ悪いライブじゃないとさらっと書かれて終わっちゃいます。
上に出した「Q.今日のライブはどうでしたか？」「A.カッコよかったです！」がいい例です。
ライブハウスでのライブの場合は対バン形式が普通ですから、他のバンドを観に来た方もたくさんいます。
その中には『友達の付き合いで来ました』とか『彼氏の友達がライブやるからって連れてこられて』とか、ライブにあまり慣れてない人が少なくないことも。
あまり知らない事柄に対して「どうでしたか？」と聞かれても・・・答えようが無いですよね。
そこで当たり障りが無さそうな言葉をさがして「カッコよかったです」と記入する、と。
旅行先で初めて食べたものについての感想をお店の人から求められたら、内心は「美味しいってほどでもないな」と思ってても口では「美味しかったです！」って言う人、少なくないでしょ？
あれと似たようなものかと。
大変良い・良い・普通・・・
自由設問だとぼやけた答えが返ってくるので、違う手を考えてみましょう。
飲食店などにあるお客様カードなんかを参考にして、項目をチェックする形式にしてみます。
「Q.今日のライブはどうでしたか？（○をつけてください！）」
「大変良い・良い・普通・悪い・大変悪い」
こうすれば正直な感想を伝えやすくなる人が増えるかもしれません。
でもちょっと事務的というか、遊び心が少ない気がしますね。
「Q.今日のライブはどうでしたか？（○をつけて！）」
「すっごくカッコよかった・カッコよかった・どうもこうも無い・ん～微妙・もう観たくない」
こうすれば事務的な感じは減りますね。
でも、アーティストのカラー(キャラ)にもよりますが、ステージ上とのギャップは逆効果になるこもあります。
世の中にはギャップ萌えも存在しますが、『イメージと違う・・・』という裏切り感を抱かれる場合もあり得るので、単語・文章のチョイスには気を配りましょう。
アンケートだって上手く作ればステージ上のエンターテインメントを引き継げるんですから。
意見以外に欲しいもの
次のライブにつなげる
ライブに対する意見以外にも集めたいものがあります。
それはお名前と連絡先です。
出来ることなら次のライブの告知とかさせてもらいたいですもんね。
連絡先と言えば、いまどきはメールアドレスだと思います。
住所や電話番号も集めたいですが、メールアドレスよりも集めにくいように思います。
昨今は個人情報漏えいには敏感な人が多いからでしょうか。
やはり一番集めやすい・集まりやすいのはやはりメールアドレスだと思うのですが、告知メールを送らせてもらう旨を明記しておく必要があります。
なぜかと言うと、いわゆるスパムメールや迷惑メールに対抗するために“特定電子メール法”というのがあるからです。
告知メールが迷惑メールと見なされるかどうかははっきりしないところもありますが、メールを受け取る側からすると「ここにメールアドレスを書いたら告知メールが送られる」ということがわかっててメールアドレスを書くのと、ある日いきなり告知メールが送られてくるのとでは印象が違いますから、“メールを送ることへの同意”は必要だと思います。
（詳しくは“特定電子メール法”で検索してみてください。詳しく説明してくれているサイトがたくさんあります。）
ダウンロード
以下にサンプルファイルを置いておきますので、ダウンロードして参考にしてください。
左クリックでダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルの扱いに関してはこちらをお読みください。
[wpdm_file id=19]
‡ポイント‡
アンケートだってライブの１つ。
自分たちのカラーを考えて上手く作れば記入率が高くなる。