至極個人的な話なんですが、AndroidからiPhoneに乗り換えました。
Androidの自由さも好きなんですが、いざiPhoneに乗り換えたら音楽系アプリの充実度に驚きました。
で、使ってみて気に入ったアプリがあったらそれも紹介していこうかと。
まずは【Figure】から。
Figure
FigureはPropellerhead Software ABが開発したアプリです。
Propellerhead Software ABはReason等をリリースしている会社ですね。
このアプリ、リリース当初は有料だったんですが、今年に入ってから無料になりました。
なんて太っ腹な。
どんなアプリ?
ドラム、ベース、リードの3つの楽器を使ってトラックを創ります。
基本的に、クリックを流しながらタップで入力(Rec)していくリアルタイム入力になります。
符割りパターンが豊富にあるので、タップが苦手でも入力が楽な設計なのはさすがPropellerheadって感じです。
シンプルな画面と簡単な操作でトラックが作れるんですが、凝ったトラックにしようと思えばどこまでも凝れるという、奥が深いアプリです。
出来上がった音源はPropellerheadが提供するDiscoverというサービスで全世界に公開することも可能。
(公開しないことも可能。)
もちろん、iTunes経由で着信音等に設定することも可能。(ちょっと手間はかかるんだけどね。。。)
iPhoneの着信音にする方法はこちらをご参考に(別サイトに飛びます)≫
画面は5つ
全体で5画面あります。
- パターン
- 調整
- ソング
- ミックス
- システム
です。
創ってみよう
新規
まずは【システム】画面で【新規】をタップして新規トラックを準備します。
次に【ソング】画面で【小節数】【調性(スケール)】【テンポ】【調(キー)】【シャッフル(ハネ加減)】を設定します。
テンポ等は上下にスワイプすることで設定します。
これは後からでも設定出来るので、小節数だけ決めてトラック作ってからテンポを調整するってのもOKです。
次に【パターン】画面へ。
画面右上で【ドラム】【ベース】【リード】を選びます。
音色
次に音色を選びましょう。
左右にスワイプすれば色々出てきますよ。
次に符割りパターンを決めます。
タップすれば入力(Rec)出来るんですけど、細かい符割りを正確に入力するのは大変ですからね。
こういう便利な機能は上手いこと使いましょう。
符割りは上下にスワイプすることで設定可能です。
ベースとリードに関しては【範囲】で音の高低を、【音階ステップ数】で音階数を設定します。
Rec開始
次に入力(Rec)ですね。
左上の【Rec】ボタンをタップし、その隣の再生ボタンを押せばRecが開始します。
カウント無しでRecが始まりますが、ソング画面で設定した小節数をリピートするので上手いことRecしましょう。
タップエリアをタップし続ければ、設定した符割りパターンをリピートしてくれます。
ベースとリードに関しては、タップエリアの上部と下部で音が変わります。
音程は一緒なんですが、Highが効いた感じになったり、ちょっとこもった音になったりと変化します。
音色調整
EQ調整だったり、Filterをかけたり出来ます。
【調整】画面で表示されるタップエリアをお好みでイジってみてください。
上下左右で音がいろいろ変ります。
Rec状態でここをイジると、曲中でEQやFilterが変わる、いわゆる【オートメーションRec】のようなことが出来ます。
Mix
【ミックス】画面で、各パートの音量調整が出来ます。
音量調節は各トラックのメーターをスワイプします。
【パンピング】機能ってのがついてます。
iPhoneのスピーカーで聴いていると『?』という感じの機能ですが、イヤフォン等で聴いてみると『!』と思えます。
なかなか面白い機能ですよ、これ。
保存
創り終わったら保存、です。
【システム】画面で、名前を変えて【保存】をタップ。
これでOK。
書き出し
システム画面【読み込み】で表示される一覧で曲を選び、玄関を出るようなボタンをタップして書き出し開始です。
【iTunes】【SoundCloud】【AudioCopy】に対応してます。
iTunesで書き出した場合は、iPhoneをPC/MacにつなぎiTunesと連携します。
iTunesの【App】内に表示されますよ。
【SoundCloud】【AudioCopy】はまだ使ってないので、説明出来ません。ごめんなさい。
ここまで来たら歌とかもRecしたくなりますよね。
大丈夫、そんなアプリもPropellerheadはリリースしています。
しかも無料で!
【Take】という名のアプリになります。
それの紹介はまた次回、ってことで。
Figureが気になった方は以下からダウンロードしてみてください。
‡ポイント‡
音楽家にとって、いつでも音楽をメモ出来るってのはとても幸せ。