エフェクトを学ぶ第7回『コーラス』

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コーラス。
本来は合唱という意味ですが、エフェクトの場合はちょっと違います。
リバーブと似て非なるものですが、同じ効果を得られるとされていることも。
たしかにリバーブと混同するのもわからなくはないんですがね。。。

コーラス

このエフェクトを「コーラス」と名付けた経緯は定かではない(僕は知らない)んですが。
“コーラス(合唱)のように厚みと広がりが出るエフェクト”と覚えるといいかと思います。
厚みを出すだけではなく、機種によってはユニゾンを一人でやることも可能です。

リバーブと混同されるのは残響によって得られる“広がり”がコーラスで得られる“広がり”と似てるから、かと。
カラオケボックスのようなせまい部屋だと、部屋の残響がリバーブとあいまってより厚みが出るからかもしれません。
しかし、コーラスで得られる厚みはリバーブとだいぶ違います。

手法

厚みと同時に“広がり”も得られるのがコーラスの武器というか特徴というか。
音量や音圧も稼げるので、ソロで掛けるといい感じになります。
掛けすぎるとリバーブと同様に元の音がぼやけがちになるので、少し薄めに掛けるのがよくある手法です。

リバーブをかけた音にコーラスを掛けるという手法もあります。
使い方次第ですが、元の音がぼやけずにコーラスの広がりを手に入れられる方法です。

サンプル音源

リバーブは“残響”。コーラスは“厚みと広がり”。
似て非なるものなり。 

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