ライブを演る Act.11『リハ(サウンドチェック)実践~音出し2』

Y-T-W akim

ライブイメージ

前エントリー>『リハ(サウンドチェック)実践~音出し』の続きです。
DrumとBassは終わったので、次はGtからです。

音出し

Guitar

GtもBaと同様に、まずはその日の基本セッティングの音で弾きましょう。
ただしBaと違い、Gtはコード弾きも単音弾きもするので音圧・音量に差が出やすいという特徴があります。
PAさんは音のピーク(最大値)をチェックしてますから、こういう音圧・音量の差は重要な情報です。
さらにもう1つ違うのは、DIボックス経由でPAに音がいくBaに対してGtはアンプから出た音をマイクで拾い、その音がPAにいくのが普通です。
アンプの音作りが外音に直結するので、チェック中でも「アンプの音が違うな」と思ったら調整しましょう。
PAさんに『アンプの音、ちょっと上げます』とか言えば、時間がせまってない限りPAさんは待ってくれますから。

基本の音のチェックが終わったら次はエフェクターです。
全部の音色をチェックするのが理想ですが、何十種類も音色を使う場合は重要なものだけをいくつか選んでチェックする場合もあります。
どの音色をチェックするときも“本番と同じように弾く”のは忘れずに。

Keyboard

Keyの場合はアンプを使わずDIボックス経由でPAさんに音がいきます。
チェックは、音がちゃんとPAさんに届いてるかどうかから始まります。
緊張というのは意外なミスをさせるものですから、Key本体の音量をゼロにしてる人とかけっこう多いんです。
音がちゃんと届いてることがわかったら、基本の音でフレーズを弾いてのチェックです。
その後は各音色のチェックです。

SaxやPercussionなどのアコースティック楽器

Key同様に、アンプを使わずDIボックス経由でPAさんに音がいきます。
エフェクターなどを使わないのであれば、音がちゃんと届いているかが確認できればチェックはほぼ終了です。
Perの場合、複数の楽器を使ってセットを組んだ場合は各楽器を鳴らしてチェックをし、場合によってはマイクの位置を調整するという作業もあります。

MTR、PCなどの同期モノ

Key同様に、アンプを使わずDIボックス経由でPAさんに音がいきます。
すでに仕込んである(準備してある)音源を流す場合は楽器と違いエフェクターなどもないので、音がちゃんと届いているかが確認できればチェックは終了です。

Chorus

各メンバーがやるコーラスマイクのセッティングは、それぞれの音出しが終わったときにやります。
たとえばDrのコーラスマイクはDrの音出しが終わったとき、BaのコーラスマイクはBaの音出しが終わったとき、ということです。
詳しい作法は次の「Vocal」に書きます。

Vocal

すべての楽器のチェックが終わったらいよいよVoです。
やはり『あのバンドはGtがカッコいい』だの『そのバンドはリズム隊が音の要だよね』なんて言っても歌モノの音楽をやる場合、なんだかんだ言っても主役はVoです。
ちゃんとチェックしてもらいましょう。

Voはのどが楽器ですから、マイクに向かって声を出すところから始まります。
が、他の楽器と違うのはフレーズを歌うのではなく、マイクチェックです。
「アッ!アッ!」や「ハッ!」などの発声でピークを取る事が多いです。
メロディーを「ラララララ~」と歌うこともあります。この場合も目的はピークを取ることなので、声量は曲で歌うときと同じように出すことを心がけましょう。
このチェック方法はコーラスマイクのときも同様です。

ちなみに

よく聞くマイクチェックとして「本日は晴天なり」という言葉がありますが、これがライブのマイクチェックで使われることはまずありません。
そもそもこの「本日は晴天なり」という言葉は「It’s fine today」が由来という話があります。
「It’s fine today」という文の中に英語の基本となる発音がほぼ含まれているので、この文がキレイに聴こえるのであればマイクの調整はOKだという判断に使われたんだとか。
で、誰かが和訳して「本日は晴天なり」をマイクチェックに使い始めたそうなんですが、「本日は晴天なり」の中には日本語の基本的な発音は少ししか含まれてないのでマイクチェックには適してないそうで。

すべての音出しが終われば、次は曲によるサウンドチェックです。

音出しは本番と同じテンション・気持ちで!!

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