用語を学ぶ-Act.14『ビート』

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4ビート、8ビート、16ビート・・・と、“ビート”という言葉は音楽的な会話の中ではよく出てきますね。
同じフレーズを弾いても、プレイヤーによっては8ビートに聴こえたり16ビートに聴こえたり、なんてこともよくあります。
そもそも、それぞれのビートの区別方法を言葉で説明できますか?
音としてはわかってても、言葉で説明するとなるとなかなか難しい。。。

ビート

ビート。
英語で書くと“beat”。
打つとか叩くなどの意味ですが、音楽用語としてはグルーヴに近い(ほぼ同じ)意味で使われることが多いです。
ノリとか曲調と言った意味ですね。
でも完全に同義語というわけではありません。

グルーヴの場合は十人十色のグルーヴが存在しますが、ビートの場合は形式に沿ったいわゆる“型”のようなものが基本的には存在します。
ルールや定義と言い換えてもいいかもしれません。

○○ビートの定義

4,8,16ビート

数字がついているビートは、“数字の音符にアクセントが置かれているビート”だと考えていいと思います。
たとえば4ビートなら4分音符、8ビートなら8分音符、16ビートなら16分音符にアクセントが置かれているフレーズ・曲ということですね。
この場合、アクセントは重み・重要さと言い換えてもいいかもしれません。
たとえ4分音符だらけのフレーズでも1つだけ入れた16分音符に重みが置かれたならそのフレーズは16ビートのフレーズになります。

言葉だけだと説明が大変なので、こんなときは動画サイトに頼ります(笑)
僕が大ファンなT.M.Stevensさんの動画をお借りすることにします。
動画の0:12~辺りから、8分音符がメインのフレーズ(ダダダダダーンダッって感じのフレーズ)を弾いてます。
『ダ』が8分、『ダーン』が付点8分、『ダッ』が16分です。
1小節の中に16分音符は1つだけ。あとは8分音符と付点8分ですので、量的には圧倒的に8分音符が多いのですが16分音符にアクセントが置かれているのでこれは16ビートのフレーズになります。

シャッフルとかロックとか

数字がついてないビートの名前も存在します。
シャッフルという8分3連が基本となるビートや、ロックやトランスとか音楽ジャンルの名前がついたビートなんかも存在します。
シャッフルは3連が基本のタンタタンタ・・・というビートで、これは決まりきった型というかルールがあります。
ロックとかトランスとかジャンルの名前がついたビートにははっきり決まった型があるわけではありません。
この場合は『ロックっぽい』とか『トランスでよく使われるフレーズ』という意味になります。

にじみ出るビート

8分音符しか使ってないフレーズなのに16ビートを感じさせるプレイヤー、なんて場合もあります。
T.M.Stevensさんはそのいい例ですね。

たとえばBassでルート音を8分連打なんてのはロック系でよく出てきますね。
8分音符しか出てこないので8ビートになるのが普通ですが、頭の中で16ビートを意識して弾くと、16ビート感がにじみ出る8ビートになったりします。
この辺は理論や音符だけでは説明しきれない、音楽の楽しいところですね。

‡ポイント‡
ビートには基本的に型がある。
しかし型からはずれても、にじみ出るビートも存在する。

 

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