練習する Lesson.5『リズム~表と裏』

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ではそろそろ実践的なことの解説にいきましょうか。
いや、解説ってほど立派なものではないですかね。
どっちかっていうと説明というか、なんというか。
ま、前置きはいいですよね。ではいきます。

重要事項

音楽を構成しているものは“リズム” “メロディ” “ハーモニー”の3つだと言われます。
DrとBaはリズム、GtやKeyはハーモニー、Voはメロディが上手ければいい・・・なんていうのは大間違いです。
どのパートであろうと、どんな楽器であろうとリズムは最重要視すべき要素なんです。
たしかにDrやBaはリズムが重要な要素とされる楽器です。
事実、DrとBaを合わせて“リズム隊”なんて言ったりしますから。
でも、GtやKeyだってリズム感が悪かったらいろいろ困るんですよ。

いいリズム?悪いリズム?

ジャンルや国によって良いとされるリズムは違うみたいです。
たとえば盆踊りの太鼓を超Funkyに叩いたら…やっぱりちょっと違和感ありますよね。
逆もまた然り。
でも最近のヒット曲のドラムパターンは盆踊りのような平たいリズムではなく、いわゆるFunkyなパターンが多い。
これは『黒人のリズム感がいい』というわけではなく、黒人の奏でるリズムをいいと感じる人が多いってことです。
かと言って盆踊りのリズムパターンがダサいのか、というとそんなことはありません。

つまり、リズムの良し悪しは好みや曲に左右されるところも大きいんです。
ではなぜリズムトレーニングをするのか。
それは“自分がリズムをコントロール出来るようになるため”です。

表と裏

音楽的な意味で”リズム”という言葉は非常に広義で、定義がなかなか難しい言葉だと思います。
まあ、意味だけ覚えたところでミュージシャンとしてはあまり意味がありませんから実践的な話を。
まずは基本中の基本から。

リズムには”オモテ(表)”と”ウラ(裏)”があります。
この言葉、非常によく使う言葉なんで覚えておくべき単語です。

オモテ

まずはEx.01の譜面。
これが”オモテ”です。いわゆる”拍の頭”です。
メトロノームを4分音符で鳴らしたときの『ピッピッピッピッ』とシンクロするのがオモテです。

ウラ

次はEx.02の譜面。
8分休符&8分音符の連続です。
この8分音符の部分がウラです。

『オモテとウラの意味はわかったけど、それで?』と思う方も多いでしょうが、実はウラを取る(演奏する)ってのは意外に難しい。。。
まずはメトロノームをピッピッピッと任意のテンポで鳴らしましょう。80~120BPM位で鳴らせばいいと思います。
そして、ウラにパン!と手拍子を入れてみます。
上手く出来れば『ピッ!パン!ピッ!パン!ピッ!パン!ピッ!パン!・・・』となるはずですが、いつの間にかピッ!とパン!がシンクロしちゃうのでは?
でも心配ご無用。
ほとんどの入門者・初心者がウラをちゃんと取るなんて芸当は出来ないんです。

なぜ出来ないのかというと、オモテをちゃんと意識してないから。
メトロノームを聴いてるようで聴いてないんです。
バンドで演奏するときはいろんな音が鳴ってます。Dr、Ba、Gt、Key・・・。
メトロノームという単純な音しか出ない楽器の音すら意識して聴けない人が、バンドで演奏するときに他パートのいろんな音を聴けるわけがない。

まずはオモテをちゃんと意識して、ウラを取れるようになりましょう。
ちゃんとウラが取れるようになればテンポキープが出来るようになって、演奏がしっかりしてきます。
そうすればグルーヴだって思いのまま(かも)。
いわゆるタイム感が鍛えられるのは確かです。

こんなのもあり

慣れてきたらオモテとウラを混ぜ合わせたフレーズなんかも練習になります。
たとえばこんな風に。

オモテとウラの混合パターン1

オモテとウラの混合パターン2

Ex.03とEx.04を交互に続けてやってみたりなど、バリエーションはいくらでもありますよ。

ウラを取れるようになる目的はオモテを意識出来るようになること。
結果としてテンポキープ出来るようになり、しっかりした演奏になる。

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