楽器を選ぶ Part.2『ボーカル』

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“ボーカル”という単語を意識したことがない人でも、音楽の授業とかカラオケとかで歌ったことはあると思います。
乱暴に言ってしまえば、そういう経験の延長線上にボーカルがあります。
実際、カラオケで歌う気持ちよさを覚えてボーカルになった、という人もいますからね。

ボーカル(vocal)

さて、Voというパートとはどういうもんなんでしょう。
マイク一本あれば歌えますし、声量や会場によってはマイク無しでもOKです。
ライブハウスやリハスタではマイクを無料で使えますし、最初に楽器を買うGtやBaより初期投資が安く済みます
そういう意味ではものすごく手軽と言えますが、他の楽器よりも体調に左右される気がします。
風邪をひいて喉を痛めたり熱を出したりすると、はっきり言って使い物になりません。
GtやBaは喉を痛めても指さばきにはあまり影響ありませんから、それに比べるとVoの体調管理はとても大切。
(Vo以外は体調管理を疎かにしていい、というわけではありません。)

性格

この辺、バンドあるある話です。
真実かどうかは別にして、バンドやってる連中で話すと基本的に賛同を得られます。
ただ、ここに書いてるのは悪口ではありません
Voのために楽器を弾く身としては『こういうVoがいいなぁ』と思っていたりするものです。

  • わがまま
  • 自己中
  • 世界の中心は自分
  • ナルシスト
  • 人の話はあまり聞かない

“しっかり悪口じゃん”と思った方、そう思うのも無理はありません。
しかし、ライブにおいて一番目立つのは基本的にVoです。
それはバンドに限らず、です。
“ソロギタリスト”よりも“歌手”という名前の方が圧倒的に認知されているのは事実ですから。

覚えがありませんか?
バンド名は知ってる、曲も知ってる、カラオケでも歌う、でもVo以外のメンバーは顔も名前も知らない・・・みたいなこと。
それが普通なんです。
だから、Voは『周りのみんなが自分を観ている』という状況に快感を感じるようなタイプが多いんです。
逆を言えば、そういうタイプじゃないとVoは長続きしないのかもしれません。
それにつながるのが“わがまま”とか“自己中”なんかの性格なんじゃないかと。
文字で書くと“自分はわがままじゃないからVoなんか無理”とか思うかもしれませんが、それは早合点。
マイク持って歌ってみれば、知らない自分が出てくるかもしれません。
“ハンドル握ると人格変わる”というようなタイプもいますから。

出費

初期投資はほぼ“0円”と言っていいと思います。
ギターを買って・・・とか、スティックを買って・・・とかはありませんから。
ただ、他のパートに比べ、レッスンを受ける人が多いと思います。

“ボイストレーニング”、いわゆる“ボイトレ”というやつがあります。
あれを受けると受けないとでは、大きな差があります。
実際、今現在トップで活躍しているようなアーティストでさえボイトレを受けている人はたくさんいますから。

“体を使う”ということは、簡単なようで難しいもの。
普段話すときの声の出し方と、ちゃんとした発声方法はまったくの別物です。
先生(師匠)に発声方法や歌い方を教わるのはとても大事です。
歌を続けるにつれ、『今のままの発声や歌い方じゃダメだ』と思うのか、最初は『ボイトレなんて』って言ってたのに気づけばレッスンに通っている・・・なんてことも。

もちろん、GtやBa、Drなどもレッスン受ける人はいますが、Voより圧倒的に少ない、もしくは短期的ではないかと。
ちゃんとしたレッスンは、代金もそれなりですからね。
継続的にレッスンを受けるとなると、出費はけっこうな額になり得ます。
まあ、それでも他の楽器の維持費に比べればトントンってところかもしれませんが。

マイクに凝る人もいます。
自分に合ったマイクに出会って、喉がすごく楽になってライブでのパフォーマンスが上がったという人もいます。
余裕があれば自分専用のマイクを買ってみるのもいいと思います。

一番身近な楽器。
入り口のハードルは低いが、続けるためのハードルは低くない。 

 

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