フリーを試す 02-1『Stem Creator~基礎知識』

Youtubeなんかで見かけて以来、気になってたんですよ、この『Stem(ステム)』ってヤツが。
「なんか面白そうだな」って。
で、調べてみると「なんかすっげぇ面白そう」だと。

Stem入門

Stemって?

Native Instruments公式サイトStemsから引用させてもらうと

Stemファイルはオープン・フォーマットかつマルチ・チャンネルのオーディオファイルで、例えばベース・ドラム・ボーカル・メロディといったように、1つのファイルの中に4つのパートが含まれています。各要素に対してそれぞれの操作を行えるので、今まで不可能だったミックス手法も可能になるのです。

となります。

わかる人には「それは面白い!」となりますが、わからない人には「???」という文章かもしれません。
なので、ちょっとだけ説明してみます。
この文章で鍵となる単語は【ミックス手法】です。

Stemの肝はミックス

DJやPerformerと呼ばれる方々がいます。
その方々が使う手法の1つに【ミックス】があります。

【A曲にB曲の要素を足して、C曲(あるいはA曲Remix)を創る】ことと考えればいいと思います。

たとえば『A曲にB曲のDrumを足す』、あるいは『A曲にB曲のVocalを足す』などですね。
しかし、このミックス方法には限界があります。
A曲もB曲も完成された音源ですから『B曲のDrum』はDrumだけではなくて、ほかの音(GtやBa等々)も入ってるのが普通です。
そのときは、EQ等のエフェクターを駆使してDrumだけを際立たせた音源を作ってA曲に合わせる、と。

ここで、Stemです。

Stemはもともと4つのパートが含まれたファイル・フォーマットです。
つまり『エフェクターを駆使してDrumだけを際立たせた音源』を作る必要がないわけで。
StemにDrumが含まれていたらそのDrumをそのまま使えるんです。

もしもA曲もB曲もStemとして作られた音源であったなら、A曲の4パートとB曲の4パートを自由自在に組み合わせてDJプレイが出来ることになります。

あ、『自分はDJじゃないから関係ない』とか思うのは早計です。
自分の曲をStemファイルにしてリリースするという選択肢があるんです。
すでにStemをリリースしているサイトはいくつもありますよ。

なぜStemに??

ここで僕は1つ疑問に思いました。
「ミックスしてもらうことが前提であるなら、パートごとに配布・販売してもいいんじゃない?」
と。
1つのファイルにまとめる必要性はなんだろう、と。

その答えはすぐ見つかりました笑

Stemファイルの拡張子は.mp4なんです。
つまり、1つにまとめられたStemファイルはiTunesなどのプレイヤーで普通の曲として聴けるんですよ。
パートごとに配布した場合、DAWを持ってない人は曲として聴くことが出来ません。
DrumはDrum、BassはBass、歌は歌・・・としてなら聴けますが、全パートを合わせて1つの曲として聴くのは難しいことです。
しかしStemは【曲として聴くことも出来るし、ミックス用にパートごとに分けることも出来る】というファイルなんですね。

しかもStemファイルを作れるソフトは無料で配布しています。
なんて太っ腹!

さらには、ディベロッパー(ソフトやハードウェアの開発者)向けのツールキットもリリース準備中だとか。
Stemに対応したiPhoneアプリとか作られちゃうかも、ってことですね。

長くなっちゃいました汗
Stemファイルを作れる便利なソフトのインストールは次回以降に。。。

‡ ポイント‡ 
Stemファイルは普通の曲としても聴けるし、パートごとにミックスも出来る




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