機材入門第6回~スピーカー

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レコーディングにしろ、ミックスにしろ、マスタリングにしろ、“音を聴く”という作業が必ずあります。
ヘッドフォンだけですべての作業を完結させる人もいますが、たいていはヘッドフォンとスピーカーを併用します。
なぜ併用するのか?
スピーカーの選び方は?

スピーカーの種類

一口にスピーカーと言っても、いくつかジャンル分けされています。
ただ音楽を聴くだけなら好みの音がするスピーカーでいいのですが、ミックスやマスタリング等の編集作業に使うのであればそれなりに選ばなければいけません。
そんなに安いものでもないですからね、スピーカーって。

リスニングとモニタリング

ヘッドフォン”で書いた“リスニングとモニタリング”のお話。
スピーカーにも同じことが言えて、リスニング用とモニタリング用があるんです。
分け方もヘッドフォンと同様にイコライジングされているか、素直に音を出すか、です。
当然ながら、編集作業にはモニタリング用スピーカーを用意します。
『そんなに違うの?』と疑問をお持ちの方、ホントに違います。

パッシブとアクティブ

“モニタースピーカー”という言葉で探せば基本的にアクティブにたどり着くと思うんですが、世の中にはパッシブスピーカーというものもあります。

パッシブスピーカーとはアンプが内蔵されていないスピーカーです。
アクティブスピーカーとはアンプが内蔵されているスピーカーです。
つまり、スピーカーに接続した“音”をアンプの中で増幅出来るのか、出来ないのか、という違いです。

パッシブの場合は増幅出来ないので、たとえばオーディオI/Fの出力端子からパッシブスピーカーに音を出すと、蚊の鳴くような音にしか聴こえないはずです。
そこで外付けのアンプ(増幅器)をつないでまともな音量にします。

アクティブの場合、アンプは内蔵なのでスピーカー内で音が増幅されます。
なので、外付けのアンプなどをつなぐ必要はありません。
オーディオI/Fの出力端子にアクティブスピーカーをつなげば、けっこうな大音量で聴くことが出来ます。

スピーカーの選び方

音質や予算は当然気になります。
意外に重要なのはスピーカーの大きさと重さ。
ハイエンドモデルのモニタースピーカーはけっこう大きくて重いんです。
モノによってはスピーカー1本で10kg以上ある場合も。
作業スペースと予算に余裕があればハイエンドモデルがいいんでしょうが、広い作業スペースを確保するのは日本の住宅事情ではなかなか難しいですよね。
その場合は大きさと予算を念頭に置いて選ぶしかありません。
大丈夫、最近のモニタースピーカーは小さいサイズでも十分にいい音で鳴ってくれます。

なにより重要視すべき“音質”ですが、これは実際に聴き比べるしかありません。
住んでいる地域的に難しいのであればネットのレビュコメなどを参考にするしかありませんが、大きい量販店や楽器屋に足を運べるのであればそこで実際に聴くことを強く強くオススメします。

とは言え、量販店や楽器屋で聴いた音はあくまでその場での音です。
スピーカーは設置の仕方や使っている他の機材(オーディオI/F等)によって音が大きく変わります。
試聴するときは重箱の隅を突付くのではなく『このスピーカーは低音が強い』とか『ミドルが強い』など、全体の特性をつかむように聴いた方がいいと思います。

ミックスやマスタリング等、編集作業にはアクティブのモニタースピーカーを選ぶべし

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