Demo音源を創る第4回~一発録り

このエントリーでは一発録りについて書きます。
マスタリング等のRec後の作業についてはこちらへ。

一発録りの定義

まず最初に一発録りの定義を書きます。
メンバー全員が同時に演奏したものを1つのトラックにRecする方法です。
たとえ99回失敗して100回目のRecでの成功でも、全員が同時に演奏したものであればそれは一発録りです。
この定義はこのサイト独自のものではなく、バンドや音楽活動をしている人はこういう意味で使っていると思います。
が、動画投稿サイト等では「一発録り」を違う意味で使ってる人もいるそうです。
言葉は進化するものなのでどちらが正しいわけでもありませんが、このサイトでは上記の通りに定義します。

一発録りイメージ

一発録りイメージ

一発録りの基本

一発録りは全員が一緒に演奏したものをRecする方法です。
楽器別に編集を加えるのが困難なRec方法なので、誰かがミスをした時点で録り直しが決定するという、
ある意味怖い方法です。
しかし、Demo音源にするためだけではなく、練習を後から聴き返すためにRecする場合も多くあります。
一発録りの方法を覚えておいて損はありません。

リハーサルスタジオ(リハスタ)での手軽な一発録りによく使われる方法として

  1. スタジオマイク
  2. ICレコーダー

が挙げられます。
マルチトラックの一発録りと、Recスタジオを使った一発録りは手軽とは言えないので、別エントリーで。。。

1.スタジオマイク

ほとんどのリハスタには一発録り用のマイクが天井などに設置されているのでこれを使ってRecします。
このマイクで拾った音が、同じくリハスタに設置されているCD(またはMD)レコーダーでそのままRecされます。
マイクの位置は動かせないことが多いので音の調整は人間側がやることになります。
たとえば、Recした音源を聞き返してみたときに「ベースの音が小さい」となった場合、
次のRecからはベースアンプの音を上げたり、ベースアンプをマイクに近づけたりなどの調整が必要になります。

2.ICレコーダー

自分でステレオ録音タイプのICレコーダーを用意してのRecです。
モノラル録音タイプでは音の広がりや定位がわからないので、オススメはステレオ録音タイプ。

スタジオマイクと違い、ICレコーダーは場所を調節出来るというメリットがあります。
三脚を使えるタイプなら三脚を使ってのRecが尚良し。
台やイスの上などに置く場合はタオルやハンカチなどの布を敷いてレコーダーを置くのがオススメ。
三脚や敷いた布によって不必要な反射音をカットし、より自然な音をRecできます。

マイクの設置位置

基本的に高音は上(天井)の方へ、低音は下(床)の方へ広がります。
この指向性(音が進む方向)を踏まえ、さらには部屋の作りによる音の反射などを考慮してマイク位置を探します。
目安は、各パートの出音(ギターやベースアンプ、ボーカルスピーカー、ドラムなど)の中心。
さらに床から70~90㎝辺りがスイートスポットでしょうか。
あくまでも目安ですが。

もちろん、Recされる音は設置位置だけではなく性能も大きく影響します。
機材は進化してるとはいえど、マイク・ICレコーダーによって「高音を拾いやすい」「低音が割れやすい」などの
傾向があります。
Recに使うマイク・ICレコーダーの癖や特性を把握することも、いいRecをするためには大事です。

一発録りの後

本来はここでマスタリングなどの作業があるんですが、いかんせんマスタリングは奥が深いのと、
一発録り以外のRecでもマスタリングは必ず必要になるのでこちらにまとめます。

一発録りは手軽な方法。
何度もやり直すうちに、理想の音が見えてくることも。

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