音楽ソフトを選ぶ-Proj.2『Protools』

AVID Pro Tools 10

アマゾンへ

おそらく多少なりとも音楽を演っている人であれば必ず耳にするであろう“Protools(ぷろつーるす)”という単語。
登場当初は完全にプロ仕様で個人で買って使えるようになるとは思えなかったんですが、時代は進むもので今は個人所有も珍しくないという現実。
では、Protoolsってなんなのか、というお話。

業界にあたえた衝撃

ProtoolsとはDAWソフトの1つです。
Recordingをし、Mixなどの編集をし、Masteringまでおこなえるソフトです。

Protoolsが登場するまではDAT(Digital Audio Tape 通称ダット)と呼ばれるような、いわゆる“テープ”式のものが主流に使われていました。
デジタルはデジタルなんだけど、媒体としてはテープだったんですね。

そこにProtoolsというすべてPC上で作業を完結させられるDAWソフト、というか環境が登場したわけです。
(DAWの元祖なんです、Protoolsって。)
その操作性、視認性、高い機能など非常に便利なツールは衝撃でした。
で、世界中の音楽業界に認められ、以降あらゆるRecスタジオにProtoolsが導入されるようになります。

業界標準

現在、流通している音源(CD、ダウンロード販売など)の95%以上がProtoolsで作られているという話もあります。
いわゆる“業界標準”という立場を獲得しているんですね。
よって、ProtoolsでRecしたりMixしたりした曲の場合、その曲ファイルのやり取りが楽というメリットがあるんです。
つまり、Excelで作ったファイルはExcelで、Wordで作ったファイルはWordで開くのが楽ですよね。
他のOFFICE系ソフトも互換性を持ってはいますが、やはりExcel同士・Word同士の方が手間がかからない。
そういうことがProtoolsにも言えるんです。

業界標準ということは、あらゆる段階でProtoolsが関わってきます。
Recという最初の段階からCDプレス直前の最終段階まで、です。
そうなるとProtoolsって便利だな~って思ってきちゃうんですが、そうとも言えないところもあるわけで。

UIの設計

Protoolsは上に書いたようにDAWの元祖であり、業界標準のソフトです。
もちろんやりたいことはいろいろ出来るわけですが、そもそもがプロのエンジニアが使うUIなんですよね。
アーティスト目線ではなく、エンジニア目線のUI設計ということです。
それが悪いわけではなく、メリットも多大にあるわけですがそれを好めるかどうかとは別の話。

DAWを“Recした音源をMIXするためにじっくり使う”という人ならProtoolsは向いていると思います。
しかし“音源製作中に何度もRecして、試行しながら曲を創り上げていく”という人には向かないかもしれません。
もちろん後者のようなタイプなのにProtoolsを使っている人もたくさんいるので、あくまで傾向としてですが。

メーカーサイトでは30日間無償のトライアル版もダウンロードできます。
>>AVID Pro Tools 10

古いバージョンですが、動画でProtoolsの紹介が見れるページを見つけたのでご参考に。
>>~動画でクリエイターが魅せる~Protools8でトラック制作 

説明書を読むのが平気な人はProtoolsも使えるでしょう。
説明書を読むのが苦手な人がProtoolsを使いこなすには壁が高いかもしれません。。。

[`google_buzz` not found]
Pocket

コメントはお気軽に